カルダノ(エイダ/ADA)のステーブルコインDjedがイーサリアム、バイナンススマートチェーンに拡大?ジェドの仕組みも簡単解説!

この記事のニュース部分は「Djed, stablecoin da Cardano, se expandirá para Ethereum e Binance Smart Chain」を翻訳・要約・加筆修正して作成したものです。

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カルダノブロックチェーン上でCOTIという暗号資産とアルゴリズム型ステーブルコインDjedを展開している、COTIのCEOであるShahaf Bar Geffen氏から最近発表がありました。

CardanoからEthereumやBinance Smart Chainなどの他のブロックチェーンにDjed分散型ステーブルコインを拡張することについて話しがありました。この動きは、シリコンバレーバンクの崩壊によるUSDCのドルとのパリティ喪失を含む最近のステーブルコイン市場の混乱によって加速されました。

目次

この記事はYouTube動画でも解説しています

アルゴリズム型ステーブルコインDjedとは?

Djedは、Cardanoブロックチェーンをベースにしたアルゴリズム型ステーブルコインです。

スーパーコラテラル化され、検証可能であり、最近のステーブルコイン市場の混乱にもかかわらず、ペッグを失っていません。 Djedはまた、非常に分散化されており、それが安定性を高めています。

これまでのアルゴリズム型ステーブルコインと違って、決まったルールに沿って動く自律運営型のウォレットです。Djedトークンは安定し、分散化され、過剰に担保され、ウォレットであるため検証可能で透明性が高いことに起因するとShahaf Bar Geffen氏は述べています。

まもなく、カルダノブロックチェーンでは、イーサリアムブロックチェーンで人気のテザーのようなアメリカドル担保型のステーブルコインUSADもローンチを予定しています。以下の記事・動画でも解説しています。

スーパーコラテラル化とは?

スーパーコラテラル化とは、金融市場において、ある資産を担保にしてより高い額の資金調達を行う手法のことを指します。通常のコラテラル化が、一つの資産を担保にして資金を調達するのに対して、スーパーコラテラル化では複数の資産を担保にして資金調達を行います。

スーパーコラテラル化は、リスク分散効果があるため、通常のコラテラル化に比べてより高い額の資金調達が可能となります。また、複数の資産を担保にすることで、担保となる資産のリスクを低減することができるため、より低い金利での借り入れが可能となることがあります。

イーサリアム・バイナンスチェーンへの拡大

Shahaf Bar Geffen氏によると、COTIは常にDjedを他のブロックチェーンに拡大する計画を立てていました。ただし、最近のステーブルコイン市場の混乱により、この動きが加速されました。

Djed に対する需要が高まり、Bar Geffen は dex の記録的な使用量が報告されています。彼はまた、カルダノ以外のプロトコルがDjedにマルチチェーン化を要求したことにも言及しました。

「また、Cardano エコシステム以外の他の DeFi エコシステムからも、Djed を Ethereum で、Binance スマート チェーンで Djed を使用するなどのリクエストを受け取りました。」

マルチチェーン化によるメリット

Geffen氏は、Djedを他のブロックチェーンに拡大することで、プロジェクトに多数の利点がもたらされると強調しています。

マルチチェーン機能により、Djedはより大きなDeFiエコシステムに参加し、より多くのユーザーにアクセスすることができ、流動性が向上します。

より多くの手数料、Shen 保有者の価値、財務参加者の APY の向上というメリットがもたらされると述べました。これにより、Djedの採用が増え、より多目的になります。

リザーブコインShenとは

COTIの場合、ADAの価格下落によって資金が不足する場合も想定して独自通過のShenが取り入れられていれられ、資産より多い資産を担保しています。

まず、リザーブコインとは、ステーブルコインのアルゴリズムペッグを維持するためのデジタルトークンです。リザーブコインを取引することで、ユーザーはステーブルコインのメカニズムに貢献することができます。

リザーブコインを使うことで、基盤となるステーブルコインが行う取引に手数料を課金し、それをプールすることができます。

リザーブコインを持っている人は、ステーブルコインのペグ比率を維持することに参加するインセンティブとして、この取引プールから分配される手数料の一部を受け取ることができます

つまりユーザーは、Shenを売買することで、DjedのUSD通貨ペッグを維持しながら、リザーブプールの取引手数料の分け前を得ることができるのです。

また、リザーブコインは取引可能な資産であるため、保有者は短期・中期の価格変動から利益を得ることができるのも魅力です。

アルゴリズム型ステーブルコインDjedの仕組み

「Djed」と「ADA」の交換方法

「Djed」と「ADA」の交換方法は、次の2つの方法があります。

①ADAを受け取り、そのADAをドルに換算した金額と同額のDjedをミント(発行)します。受け取ったADAは銀行内のウォレットに保存されます。

②Djedを受け取り、そのDjedの枚数に応じてADAを送信します。受け取ったDjedはバーン(焼却)されます。この場合、送信されるADAの金額は、受け取ったDjedの現在の市場価格に基づいて計算されます。

さらに、COTI のDjedはADAの下落によってリザーブコインが不足する場合を想定して、独自通貨である”Shen”を利用してリザーブ率を400%〜800%の間に保ちバランスをとっています

もし担保比率が400%未満になった場合や800%を超えた場合どうなるのか?

もし担保比率が400%未満になった場合や800%を超えた場合、どうなるのでしょうか?COTIの「What Gives Djed Its Strong Stability ?」によると。

担保比率が400%未満の場合:

この場合、スマートコントラクトは新しい「Djed」の作成を禁止します。さらに、「Shen」の所有者は、リザーブ率が400%未満の間は、いつでも「Shen」を売却することができません。

ただし、以下の2つの操作は許可されています。

  1. 「Djed」の所有者は、「Djed」を売却して「ADA」に交換することができます。これによって、リザーブ率が上がります。
  2. 「Shen」の投資家は、リザーブ率を上げるために追加の「Shen」を発行することができます。

担保比率が800%を超える場合:

この場合、スマートコントラクトは新しい「Shen」の作成を禁止します。「Shen」を売却することは許可されていますが、リザーブ率は減少します。

まとめると、Djedを他のブロックチェーンに拡大することは、Djedをより広範なユーザー層に届け、より多くの流動性を提供する重要な動きです。 Djedをより多目的にし、DeFiスペースでの採用を増やします。カルダノブロックチェーンから波及して、流動性が高まり、資金の流入や相互運用性の向上にも繋がりそうですね。

ぜひCAMP FIRE プールに委任をお願いします

いかがだったでしょうか。これからもCamp Fireステークプールはカルダノに関する有益な情報を発信していきます。CAMPプールへのステーキング委任もぜひ、ご検討ください。

運営者は約10年間児童教育/福祉の現場で、直接子供たちを支援する仕事を経験し、恵まれない環境にいる子どもを支援する必要性を感じてきました。

そのため、CAMPプールではSPOの活動を通して得た利益の10%をアフリカ地域・日本の子どもの教育・福祉分野に寄付するチャリティー活動を行っています。

委任者の方のステーキング報酬は減額されず、プールの利益から寄付が行われます。投資・ステーキングはお金を増やすために取り組むものですが、その行動が社会良くすることに繋げる目的でCAMPではチャリティーを行なっています。

間接的にチャリティー活動にも参加していただけますので、

賛同していただける方がいらっしゃいましたらぜひ、委任を検討いただければと思います。

何かお困りごとがあれば可能な限りお手伝いしますのでCamp FireプールのLINEオープンチャットcontactTwitterいずれかで直接ご連絡ください!ADAの購入からステーキングなどのアドバイスをすることができますので、まずは気軽にご相談ください!

ADA staking

ADAステーキングでよくある質問

Cardano(ADA)ステーキング・ステークプールとはなんですか?

あなたが保有するADAをネットワークノードを運用するステークプールに委任することをステーキングといいます。そのステークプールがあなたの代わりにカルダノトランザクションを検証し、ブロックを生成する事で、その対価として報酬を得る事ができます。

カルダノのステーキングは、自分の手元にADAを置いたまま「権利」のみをステークプールに委任します。そのため、ADAがロックされることもありませんし、いつでもADAを利用することができます。

むしろ、取引所にADAを預けてステーキングするほうが引き出せなくなるリスクがあり、ADAが一ヶ所に集中することでカルダノの分散性が損なわれることに繋がります。

「ADAを送って」「シードフレーズを教えて」等要求された場合は詐欺ですのでご注意ください他人に資産を送る必要もフレーズを教える必要もありません。

Cardano(ADA)ってなんですか?

カルダノは、分散型の第 3 世代のプルーフオブステーク(PoS)ブロックチェーン プラットフォームであり、ADA はカルダノブロックチェーンのトークンです。カルダノは、科学的哲学と研究主導型のアプローチをとった最初のブロックチェーン プラットフォームです。カルダノは世界の権威のある学会の査読を経て構築されています。

カルダノの目指す世界を知るには創設者チャールズ・ホスキンソン氏の動画がおすすめです。日本語字幕もついているのでぜひご覧ください。

ステーキングする場合、プールにADAを送る必要がありますか?また資産はロックされませんか?

カルダノエイダ(ADA)のステーキングは、ロック期間はありません。ステーキング中でもADAを送受信することが可能です。

また、自分のウォレットから送金する必要もありません。自分のウォレットにADAを置いたまま、ステーキングの権利のみを委任する仕組みになっています。

「ADAを送れ」「ウォレットの復元フレーズを教えて」は確実に詐欺です。絶対に教えたり、送金しないでください。

ステーキングまでどのような手順で進めたらいいですか?
STEP
暗号資産取引所でADAを交換
仮想通貨取引所でADAを交換
まずは取引所の口座を解説して現金を送信しADAに交換しましょう!

販売所」は手数料が高いので「板取引」で入手しましょう

STEP
Cardano対応ウォレットをインストール/ウォレット作成
インストール/ウォレット作成
Cardanoブロックチェーン対応のウォレットをインストールしましょう!

ウォレットのインストール方法から操作までブログ・Youtube動画で解説しています!

いろいろな特徴を持ったウォレットがあります。

以下の比較表を確認して。マニュアルを確認してください

スクロールできます
カルダノADA ダイダロスウォレット
Daedalus
(ダイダロス)
カルダノADA ヨロイウォレット
Yoroi
(ヨロイ)
カルダノADA フリントウォレット
Flint
(フリント)
カルダノADA エターナルウォレット
Eternl
(エターナル)
タイプフルノードライトウォレットライトウォレットライトウォレット
ステーキング対応対応対応対応
日本語表示ありありありなし
モバイル版なしありありあり
NFT表示できないできないできるできる
Dapps接続できないできるできるできる
Catalyst登録できるできるできないできる
使い方マニュアル記事/動画記事/動画記事/動画記事/動画
STEP
取引所からCardano対応ウォレットに送金
送金
取引所でADAを取得したら作った自分のウォレットに送金!

ウォレットの作成/復元/送金/着金/ステーキングなどの使い方は各ウォレットごとに解説しています。

上記比較表のリンクか以下のウォレットの使い方カテゴリーから確認しましょう!

STEP
Cardano対応ウォレットでプールを選択して委任
ADAを委任
いよいよステーキング!ウォレットから委任先を選択して委任のトランザクションを送りましょう!あと少し!

ウォレットの作成/復元/送金/着金/ステーキングなどの使い方は各ウォレットごとに解説しています。

上記比較表のリンクか以下のウォレットの使い方カテゴリーから確認しましょう!

どこからステーキングできますか?

以下のカルダノウォレットから委任することが可能です。

以下のウォレットがおすすめです。解説動画・ブログも公開しています。

委任した後、報酬が貰えるのはいつですか?毎エポック必ず報酬がでますか?

報酬は、最初にステークしたエポックが終了してから 3 エポック (15 日) 後に支払われます。以下の例は、ステーク時に発生するイベントを順を追って示しています。

報酬は必ず毎エポックもらえるとは限らず、プールの委任量を元にアルゴリズムの計算によってブロックが生成されたプールに報酬が与えられます。委任量が多いと安定して毎エポック報酬が出ますが報酬量が少なく、委任が少ないプールは毎エポックブロック生成しない代わりに1回の報酬が多くなる傾向があり、一定期間でみると報酬の利率は同じに収束します。

ADAの委任が委任量が多いところに偏ると分散せずセキュリティ的にもあまりよくありません。ADAの価値を長期的に高めるためにも委任の少ないプールにぜひご委任ください。

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エポック1

ADAをステーキング

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エポック2

委任登録(ここで委任したADAを記録)

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エポック3

ステーキング有効(ブロック生成があった場合次エポックに計算)

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エポック4

ブロック生成の報酬の計算

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エポック5

報酬の支払い

プールの手数料ってどういう風になってるの?

 「Margin fee(委任手数料)」と「Fixed fee(固定手数料)」の2つがあります。これからはプール全体の報酬からプールの報酬として受け取り、残りのADAを委任者に分配します。

Margin fee(委任手数料)

0〜100%の間で各プールが設定した手数料です。1〜5%程度が一般的です。当プールでは分散化のために100万ADAの委任が集まるまでは0%にしているため還元率が高い設定としています。

99%の手数料など高い手数料ではないか、途中で手数料を黙って引き上げていないか注意してください!当プールでは100万ADA未満は0%、以降も1%保証のプールです。

Fixed fee(固定手数料)

固定手数料は最低値が340ADAとなっています。当プールは最低値である340ADAの設定で変更する予定もありません。他のプールに委任する際も固定費は必ず確認してください。

ステーキングの費用はかかりますか?

ステーキングは、デポジット費用として2ADAとトランザクションの費用がかかります。ステーキングの設定を解除するとデポジット費用である2ADAは返還されます。

ステーキング後にADAの増減があった場合は再度設定が必要ですか?

自動的に反映されるため、追加の操作は必要ありません。カルダノのステーキングは、ステーキング後も自由に送受信が可能です。

もちろん、ステーキングで得た報酬もそのままウォレットに残しておけば再投資されます。

委任が少ないプールは不利なの?

委任量が多くても、少なくてもアルゴリズム上長い目でみると平均約4%程度です(2023年現在)

委任が多いプールはエポック(5日)ごとに報酬が安定してでますが、委任の少ないプールは毎エポックでない等波がある一方で、1回の報酬が高くなり平均すると同じ利率に収束するアルゴリズムになっています。

ADAの広く分散することでカルダノブロックチェーンのセキュリティも高まるため、長い目でみて委任の少ないプールにもぜひ分散委任のご協力をお願いします。

※現在年4%の報酬もビットコインの半減期があるように、カルダノでは徐々に減っていく仕組みになっています

最低何ADAからステーキングできますか?

10ADAからステーキングが可能です。

プールの飽和ってなんですか?

1つのプールの飽和は6400万ADAです(2023年1月現在)。これを超えるプールに委任し続けると、1つのプールで得られる報酬が変わらないため、委任者だけが多くなることで1人あたりのステーキングで得られる報酬が減る仕組みになっています。

ホルダーが利益を求めて、自然といろいろなプールに委任がされることで自然と分散性が担保される仕組みになっています。

ステーキングは解除できますか?

はい。解除はいつでもできます。別のプールから委任する場合は解除せずに、新しく委任し直すのみでOKです。解除した場合は最初にデポジットで支払った2ADAが返却されますが、少額のトランザクション手数料がかかります。

報酬はどのように確認したらよいですか?

方法としては2つあります

ステーキングの財源は?持続可能なの?

ルダノのステーキングの財源は2つあります。

  1. 取引(トランザクション)手数料
  2. ステーキング用にリザーブされている140億ADA

この2つから支払われています。

委任をあるプールからCAMPに切り替えると報酬を逃しますか?

別のプールから委任を変えた場合、以前のプールから引き続き報酬を受け取りながら数エポック後に切り替わるので報酬を逃してしまうことはありません。

ADAはどこで手に入れればいいですか?

暗号資産には2種類の入手方法方法があります。

  1. 販売所
  2. 板取引

暗号資産(仮想通貨)の販売所と取引所の違いは、「暗号資産の売買を誰と行うのか」です。基本的には板取引のほうが、手数料が安いため販売所はおすすめしません。

日本国内の板取引ができる取引所は以下のん記事を参考にしてください。

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この記事を書いた人

TAMAのアバター TAMA Cardano(ADA) Stake Pool Operator

会社員をしながらインデックス投資×仮想通貨投資に取り組む中でCardano(ADA)に出会う。ブロックチェーンに魅力を感じ、プログラミングを学び始める。

ADAは、スマートコントラクトやステーキングが実装されていない2018年頃から保有し、ステーキングもINT(インセンティブ付テストネット)時代から参加。

ホルダーに留まらず、プールオペレーター(SPO)の活動を通して、Cardanoブロックチェーンと児童教育・福祉分野に貢献する目的で2023年1月にSPOとなる。

筆者は過去10年間児童教育/福祉の現場で、直接子供たちを支援する仕事を経験し、恵まれない環境にいる子どもを支援する必要性を誰よりも実感。

この経験から、CAMPプールではSPOの活動を通して得た利益の10%を寄付する事前活動にも力を入れている。

現在は、Cardano(ADA)についての情報発信を主に行う。

【活動を応援してくださる方はぜひ委任をお願いします】
Name: Camp Fire Stake Pool
Ticker: CAMP
ID: pool1qmsck80ldwm23t4t5elxc857r82ph3urkt7tpyq65ntn2dv2ust

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